はじめに|「お絵かきクリエイター」って実際どうなの?
「お絵かきクリエイター」って検索すると、なんだか不安になる言葉が出てきませんか?
「怪しい」「あやしい」「詐欺」…。
絵を描くことを仕事にしたいと思っている方にとって、こんな言葉を見たら心配になりますよね。
私自身、現役のお絵かきクリエイターとして活動しているからこそ、皆さんが何に不安を感じているのか、とてもよく分かります。
この記事では、お絵かきクリエイターという働き方のリアルな実態について、私の体験談を交えながら本音で解説します。 どんな仕事をしているのか? 収入はどのくらい? 絵が上手くなくてもできるの? どうやって始めたらいいの? そんな疑問に、包み隠さず答えます!
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お絵かきクリエイターとは?仕事内容と働き方のリアル

そもそも「お絵かきクリエイター」って何?
お絵かきクリエイターとは、
「お絵かきムービー」と呼ばれる手書きのアニメーション動画を制作するクリエイターのことです。
- ついつい見入ってしまう手描きのイラスト
- 主人公のことが好きになってしまう8つの心理トリガーを仕込んだ唯一無二のストーリー
この2つを融合させて作るお絵かきムービーは
「商品開発秘話をアニメーション化したい」
「会社設立のストーリーをアニメーション化したい」
という
起業家、経営者の方や士業、医師、先生業をされている方など、
様々な方から多くの需要があります。
そして、この「お絵かきムービー®︎」を制作できるのは、「お絵かきクリエイター®︎」だけ。
お絵かきクリエイターは、
一般社団法人 国際じぶんストーリー協会の認定試験に合格した人だけが名乗れる、
正式な資格を持ったプロのクリエイターです。
この認定制度があることで、一定以上の品質や技術、倫理観が保たれ、
安心して依頼できる体制が整っています。
現在では、全国に2,200名以上のクリエイターが在籍し、
オンラインやリアルでの活動を通して、
個人や企業の「想い」をストーリーにし、動画として届けています。
一見「自由な働き方」に見えるこの仕事ですが、
その裏側には、しっかりとした認定制度があるんです。
私の1日のスケジュールと仕事内容

お絵かきクリエイターとしての私の1日のスケジュールはこんな感じ。
7:00 起床
8:00 子どもたち学校へ
8:30 自宅で仕事スタート
〜途中で簡単なお昼を挟みつつ〜
14:30 30分お昼寝(子どもたちが帰ってくる前に休息を!笑)
15:30 仕事再開
18:00 子どもの習い事送迎、夕食など
21:00 仕事したり、漫画読んだり、映画観たり
24:00 就寝
と、書いてはみたものの、このスケジュール通りに働くことはほとんどないです(おい)。
というのも、
「何時から何時まで働かないといけない」という決まりがないので
猫を病院に連れて行ったり、子どものことで学校に行ったりと、
作業の合間に用事を済ませることも多いです。
そして、お絵かきクリエイターの仕事内容はこんな感じ。
・クライアントとの打ち合わせ(ZOOM)
・シナリオライティング
・絵コンテ制作
・撮影
・編集
・SNS更新
・広告運用(一部のクリエイターのみ)
撮影以外はどこでもできるので、
今日は気分転換したいな、とコメダやスタバで仕事することもあります。

時間と場所に縛られない働き方ができるのが
お絵かきクリエイターの大きな魅力の一つであり、
それと同時に、
好きな仕事を好きなだけできてしまうので
ワーカホリックになりなりがちなのも、正直なところです。
ついつい没頭してしまい、
「ママ、お腹すいた!ごはんまだ?」…なんて日も少なくありません。
でも、それすらも「やらされている仕事」ではなく、
「自分で選んだ“好き”な仕事だからこそ」味わえる充実感だと思っています。

ちなみに私がお絵かきクリエイターになった時は下の娘が2歳、上の双子が5歳の時でした。
今では3人の子どもたちも小学生になり、
朝夕の送迎がなくなったり、手が掛からなくなってきたことで、かなり楽になりました。
お絵かきクリエイターには、子育て中のママもたくさんいます。
なかには、妊娠中や産後すぐのタイミングでも、自分のペースで活動を続けている方もいます・・・!
自宅で、スキマ時間に、無理なく働ける仕事だからこそ、それが叶うんですね。
在宅・副業・フリーランス…自由度の高い働き方とは

お絵かきクリエイターは、副業からでも始められますし、
私のように本業化することもできます。
場所にも時間にも縛られない働き方が実現できるのは、かなり大きなメリットです。
コラム 私がお絵かきクリエイターになった理由
2020年――世界中で感染症が広がり、当たり前だった日常が一変したあの年。
私は、海外旅行専門の旅行会社に勤めていました。
ツアーの予約は全てキャンセル。
対応に追われたあとは、旅行に行く人も、受け入れる国もなくなり、
私の仕事は突然ゼロになりました。
その後、1年ほどの在宅勤務を経て、部署がなくなることに。
会社からの通知ひとつで、働く場所も、安定した給料も失いました。
そして気づいたんです。
会社に依存する働き方は、どんなに頑張っていても、
「その会社がなくなった瞬間」に、自分に何が残るのかが問われるということに。
あのときの私は、自分に何ができるのか、どうやって働けばいいのか、
まったくわからなくなっていました。
会社の看板がなくなったとたん、自分の活かし方が見えなくなったんです。
私は、何者なんだろう。
誰かに必要とされる存在なんだろうか。
そんな無力感や、無価値観のようなものすら感じました。
今でこそ、会社員時代に得た経験が役立っていると実感できていますが、
当時は本当に、「何もない自分」に思えて怖かった。
そんな時に出会ったのが、
お絵かきクリエイターという働き方でした。
この経験があったからこそ思うんです。
自分の「得意」や「好き」を活かして、
自分の力で仕事をつくれる手段を持っておくことの大切さを。
お絵かきクリエイターという働き方は、たとえ環境が変わっても、
自宅でも、育児中でも、地方にいても、定年になっても、歩けなくなっても、
続けることができます。
誰かから与えられるのを待つのではなく、
自分の中にある価値を、必要としてくれる人に届けられる。
だからこそ、私はこの仕事を「人生の柱」として持っておいてよかったと、
心から感じています。
お絵かきクリエイターの収入って実際どうなの?

お絵かきクリエイターって、実際どのくらい稼げるの?
未経験からでも本当に仕事になるの?
そんな疑問にお答えするために、ここでは収入面のリアルについてお話ししていきます。
高単価の理由とは?お絵かきムービーが35万円以上で販売されるワケ
お絵かきクリエイターが制作する「お絵かきムービー」は、高単価の商品です。
たとえば、人生ストーリーを10分ほどの動画にまとめた本ムービーは、1本35万円以上という価格設定。ショートムービーでも、21万円以上からの販売が基本です。
この価格は、一般社団法人 国際じぶんストーリー協会が定めた最低基準であり、クリエイターを守るための仕組みでもあります。
イラスト業界では「単価が上がりにくい」「価格競争が起こりやすい」という課題がありますが、動画業界、特に企業向けのプロモーション動画の分野では、1本100万円を超える案件も珍しくありません。
実際、経験を重ねてスキルを磨いていく中で、本ムービーを120万円で販売しているクリエイターもいます。
ある大手企業では、100万円の提案に対して「こんなに安くて大丈夫ですか?」と言われたケースもあるほど。
しっかりと価値を伝えられれば、それに見合う報酬をいただける世界です。
副業からでもOK!柔軟な働き方と広がる収入源

お絵かきクリエイターの多くは、副業や兼業からスタートしています。
本業を続けながら取り組む人や、「今の仕事も好きだから両立したい」という理由で兼業を選ぶ人もいます。
私自身、アカデミーに入って3ヶ月目にファーストキャッシュを得ました。
自分自身のストーリーをムービーにして公開してからわずか1ヶ月後に、35万円の本ムービーのご依頼をいただいたのです。
そこから継続的にお仕事をいただけるようになり、現在は本ムービーの価格を当初の3倍に設定しています。
また、アカデミーの上位資格である「認定ストーリーアーティスト」を取得すれば、協会経由でお仕事を受注するチャンスも。
その場合、集客をしなくても制作に集中できるというメリットがあります。
さらに私は、福岡で開催している「お絵かきムービー制作体験会 dots」の主催や、クリエイターズアカデミー内での広報業務も、業務委託パートナーとして行っています。
これらはすべて「クリエイター業と両立可能」な働き方です。
そして、アカデミーの最上位クラスであるトップクリエイターコースでは、広告運用について学ぶこともできます。
「広告がわかるクリエイター」としてのスキルを身につければ、年商1000万円超えも夢ではありません。
実例で紹介!私の収入の変化(Before→After)
私自身の収入の推移を、ざっくりとですがご紹介します。
- 開始3ヶ月目:本ムービー1本35万円(月収10万円ほど)
- 開始3年目:本ムービー1本80万円(月収30万円ほど)
- 開始5年目(現在):1本100万円+複数の収入源(月収60万円前後)
お絵かきムービーは、1本の制作にある程度の時間がかかるため、私は3ヶ月に1本ペースで受注しています。
収入はお給料のように毎月固定ではありませんが、複数の収入の柱があることで安定感があり、年々増えてきています。
そして何より、「単価を自分で決められる」ことが、会社員とは大きく違う点です。
価値を高める努力を続ければ、収入にもしっかり反映される。
それがこの働き方の面白さでもあります。
ちなみに会社員時代は手取り16万円だったので、お絵かきクリエイターになって人生が変わりました。
怪しいと思われがち?その理由と本当のところ

「クリエイター」「在宅」「自由」「高単価」――
こういったキーワードを並べると、どうしても「怪しい」「本当に稼げるの?」と思われがちです。
確かに、「楽して稼げる」仕事ではありません。
もしそういうことを求めている人がいれば、おそらく合わないと思います。
でも、お絵かきクリエイターは、
スキルと努力で結果を出せる、れっきとした“職業”です。
- 人の心を動かすストーリーを描きたい
- 感謝される仕事がしたい
- 自分の「好き」を活かして働きたい
そんな想いを持っている人には、これ以上ないくらい、やりがいを感じられる仕事だと思います。
絵が得意じゃなくても大丈夫?必要なスキルと向いている人
「クリエイター」や「アニメーション制作」と聞くと、
「絵が上手くないと無理なんじゃ…」と思う方も多いかもしれません。
でも実は、お絵かきクリエイターに必要なのは、絵の技術だけではありません。
ここでは、実体験を交えながら「どんなスキルが活かせるのか」「どんな人に向いているのか」をお伝えします。
スキルゼロからのスタートでも大丈夫!人生経験そのものが強みになる
私自身、美大出身でもなければ、絵の勉強をしていたわけでもありません。
完全に未経験・スキルゼロの状態からスタートしました。
それでも今、こうしてお絵かきクリエイターとして活動できているのは、
「絵の上手さ」よりももっと大切な要素があったからです。
お絵かきムービーの制作には、「ストーリーを描く」力が求められます。
それは、
これまでの人生で経験してきたことや、感じてきたこと、
そして人の話を聴いて共感する力や、心を動かされた出来事など――
あなたの人生そのものが、ストーリーテリングに活かせるということなんです。
最初は点だったものが、やっていくうちに線になっていく感覚。
「これってスキルって言えないよな」と思っていたようなことも、
クリエイターとして活動する中でしっかりと価値に変わっていきました。
さらに、クライアントさんの想いやエピソードを引き出して、
一本のストーリーとして形にするのも、私たちクリエイターの大切な仕事です。
だからこそ、「話を聴く力」が喜ばれるし、感謝される仕事なんです。
実は「絵の上手さ」より大切なこと
もちろん、絵が上手いに越したことはありません。
でもそれ以上に大切なのが、相手の話を聴く力だと私は思っています。
制作前のヒアリングでは、クライアントさんが想いを込めて語ってくれます。
それをじっくり聴いて、丁寧にストーリーを組み立てていくプロセスは、
実はクライアントとの共同作業でもあるんです。
「話すのが得意じゃないけど、人の話を聴くのは好き」
そんな人にとっては、むしろ向いている仕事かもしれません。
何より、ヒアリングでしか聞けない話は本当に面白いんです。
その道のプロだからこそ話せるエピソードや、心の奥にある想い。
それを引き出して、描いて、伝える。
そういう部分に魅力を感じる方には、ぴったりの働き方です。
そして絵に関しても、「描くのが好き」であることが大前提ですが、
上手くなるかどうかは経験と練習でどうにでもなります。
最初からプロのように描ける必要はありません。
お絵かきクリエイターに向いているのはこんな人!
実際に活動していて、「この仕事に向いているな」と感じる人には共通点があります。
それは、スキルよりも「価値観」や「姿勢」の部分です。
たとえば、こんな方にはとても向いています。
- 絵やものづくりが好き
- 人の話を聴くのが好き
- 物語が好き
- 在宅で、自分のペースで働きたい
- 「誰かのために描く」ことに喜びを感じられる
これらのどれかに当てはまるなら、
きっとお絵かきクリエイターとしての素質は十分にあります。
これからの時代に求められる「クリエイター」

AI、動画、SNS——どんどん進化する時代の中で、
実はますます求められているのが、「人の心を動かすストーリー」を描ける人です。
確かに今は、AIでイラストを描くことも、小学生が動画を作ることもできる時代。
でも、だからこそ浮かび上がる価値があります。
それが、「手描き」というアナログのあたたかさ。
そして、「人生」という唯一無二のストーリー。
最先端のデジタル表現が、時が経つとどこか古く感じられてしまう一方で、
日本画や手作りの作品のように、「人の手でつくられたもの」は時間が経っても色褪せません。
お絵かきムービーには、そんな“普遍性”があります。
どんなに技術が進化しても、人の心が動く瞬間は変わらない。
誰かの想いに共感したり、物語に涙したり。
そういう体験こそが、私たちの記憶に残っていくのだと思います。
お絵かきクリエイターの仕事は、
ただの動画制作ではなく、「人と人をつなぐ仕事」。
AI時代がさらに加速していくこれからこそ、
人の手で描かれる物語の力が、ますます求められていくと私は信じています。
まずは「自分の可能性を知ること」から始めてみよう

「やってみたいかも」その気持ちが、第一歩になる
ここまで読んでくださったあなたは、きっとどこかに
「本当は、好きなことで誰かの役に立ちたい」
「自分の可能性を信じてみたい」
「できれば、絵を仕事にできたらいいな」
そんな気持ちを持っているのではないでしょうか。
でも、いきなり仕事にするなんて、自分には無理かも…
そう感じてしまうのも、すごくよく分かります。
まずは気軽に、“知ること”から始めてみてほしいんです。
お絵かきクリエイターの世界を体験できる、5日間限定の無料ワークショップ
私が所属しているクリエイターズアカデミーでは、
お絵かきクリエイターの世界を気軽に体験できる5日間の無料ワークショップを開催しています。
「絵を仕事にするって、こういうことか」
「未経験でもこんな風に始められるんだ」
そんな実践的で深い学びが得られる、人によってはまさに人生を変えるかもしれない5日間です。
大切なのは、「完璧な準備」ではなく、
「やってみたい」という気持ちに素直になること。
ほんの少しの好奇心が、思いもよらない未来につながるかもしれません。
まとめ|「好き」を仕事にしたいあなたへ
お絵かきクリエイターという働き方は、
特別な才能や経験が必要な世界ではありません。
※絵やモノづくりが「好き」という才能は必要です
誰かの想いに寄り添って、
手描きでストーリーを届けるという仕事は、
AI時代だからこそ、ますます価値を持つものだと私は感じています。
スキルゼロからでも始められて、
自分の「好き」を誰かの感動に変えられる働き方。
それを知るきっかけとして、
5日間のワークショップは、ぴったりの入り口になるはずです。
迷っているあなたへ。
「やってみたいかも」の気持ちを、どうか大切にしてください。
あなたの未来が、少しずつ動き出すきっかけになりますように。
「好きを仕事にしたい」そんなあなたへ
お絵かきクリエイターになる方法がわかる、
5日間集中ワークショップに無料でご招待します。
こんにちは、3児のママで、絵の仕事未経験・スキルゼロからスタートした現役お絵かきクリエイター(5年目)のaiokumaです。